上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
みなさんこんばんにちは!
前回のブログでも書いた通り、今日からこーちゃんと1泊2日で温泉旅行に行ってきます♡ 連休最終日を大好きなこーちゃんと過ごせるなんてとっても幸せ(*^_^*) このままずぅ〜っとお休みが続けばいいのに。。。なぁんてっ(>_<) そうそう。そういえばちょっとどうしようか悩んでいることがありまして。。。 このあいだ職場のチーコ達と給湯室でおしゃべりをしていたときに、 デート中の食事の話になりまして。 わたしはできるだけお互いの出金を抑えたいから、 デートの時はお弁当を持参するんだって言ったら、 チーコが 「えっ。。。それってちょっと貧乏臭くない?」って。。。 その場は「たまにだよ!たまーに!」って取り繕ったけど、 やっぱり貧乏臭いかなぁ(-_-) 車の中とか晴れて気持ちの良い公園のベンチで食べるお弁当ってよくないですか? わたしはご飯を作るのがとっても好きだし、 大好きな人と食べるお弁当、ものすっっっごい美味しいモン!!! それに彼は実家がお金持ちなので、今までそういう経験(お外で手作りお弁当を食べる)が 無いらしく(幼い頃の家族旅行でも外食で済ませていたらしい)とっても新鮮だって言ってくれるんだけど う〜ん。。。わたしに気を使ってくれてるのかな。。。 こーちゃん、気を使わせちゃって(。-人-。)ゴメンねっ! それにしても貧乏臭いとかチーコ、ヒドイよ。。。 みんなの前でバカにするようなこと言わなくてもいいのに。。。 そもそもチーコは入社当時からわたしに意地悪なことを言うんですよね。 安い化粧品使ってるくせに、どこのブランドかわからないバッタみたいな色のカーディガン着てるくせに、 中学生が使うような香水使ってるくせに、おまけに指も太くて短いし。 キーボードにはお菓子のカスがいっぱい詰まってるし、マウスはヌルッとしてるし、 さらに私物の鉛筆には歯形がビッシリ付いてるし。 チーコと仲良くしたいのにどうしたらいいんだろう。。。? 更新をしろ!というので 無理矢理した結果がコレですよ。 気が、済みましたか? 微妙な空気になったのならば、 もう更新しろだなんて言わないで! イヤだもう恥ずかしい/// スポンサーサイト
|
諸悪の根源
被害者① 被害者② 被害者③ 被害者④ お待たせいたしました。あなたのこしあんです。 当ブログでは「全国一斉?ボケ試験」の解答編途中ですが とんでもないバトンが廻ってきたので予定を変更してお送りしております。 っつうかさぁ! こんなローションでぬるっぬるのバトン渡されてどうせいっちゅーんじゃい! んーーーーまぁやるけどねっ!やりますけどねっ! 話の流れは上記リンク先から見ておくことを強くおすすめします。 まぁ微妙に?いや絶妙につながってないけどねw 過剰な期待は大・禁・物!それじゃーいってみよー(棒読み) 「卒業前にいい思い出ができたよなぁ!」 生徒たちはアメーバ大学付属高校との試合の後、 そのままなだれ込む様に取鳥の実家であるバーで打ち上げをしていた。 大声で笑い、いつも通りバカ騒ぎで盛り上がるFC2学園の生徒たち。 しかしそこに、騒ぎから少し離れて座り、注いだビールには一口も口を付けず、 ジョッキの外側をゆっくりと流れる水滴を見つめる人の姿があった。坂本金玉、その人だった。 「あ~れ~?せんせー、全然飲んでないんじゃない!?」 ジンジャエールを片手にフラフラとファンガツが近づいてきて言った。 「・・・ん、ああ。」 気の抜けた返事をした金玉先生は相変わらずジョッキを見つめたまま。 ファンガツの声も届いていないようだった。 「さっきまで『どストラーーーイク!』なんて言って一番大はしゃぎしてたくせにぃ!なぁ!」 ちょっと小馬鹿にしたような口調でマッピーが仲間たちを煽る。また店の中は笑いで包まれた。 「実は・・・さ。」 生徒たちの笑い声を遮るかのように、金玉先生はゆっくりと語り始めた。 「お前たちは明日、めでたく卒業式を迎える訳だが、先生にとても大事な卒業式になるんだ。」 金玉先生はゆっくりと消えて行くビールの泡を一点に見つめたまま、落ち着いた口調で話した。 「ふ~ん。でも俺たち、そんなこと知ってたよ。」 厨房で料理を作っていた取鳥が、出来上がったばかりの焼きそばをテーブルに運びながら話を続ける。 「金玉、今年で定年なんだろ?」 その言葉の後に、生徒たちの視線は無言で少し寂しそうに金玉先生へと注がれた。 「・・・」 「そうじゃない。・・・そうではないんだ。」 金玉先生は言葉を絞り出すように続ける。 「確かに先生もいい歳だ。しかし今年で学校を去らなければならないのは、定年が理由ではないんだ。」 全く口を付けていないビールに敷かれたコースターを弄りながら、話を続ける。 「・・・病気なんだよ。日本でも症例のない、とても・・・とても難しい病気のせいなんだ。」 薄暗い室内の隅で金玉先生は目を軽く閉じて俯き、長い髪の毛でよく見えなかったが込み上げるモノを必死に堪えているようにも見えた。 「明日、お前たちの卒業式が終わったら、その足で治療のために海外へ行く。まぁ治る見込みはほとんどないらしいんだが、少しでも足掻いてやろうと思ってな。」 そう言うと金玉先生は精一杯の笑顔で生徒たちに微笑んでみせた。 そんな気丈に振る舞う先生を目の当たりに、生徒たちはかける言葉が見つかるはずもなかった。 「・・・ん、あ、あぁそうそう」 気まずい空気に気づいた金玉先生がすかさず話をそらす。 「学校の桜、卒業式に間に合いそうもないな。毎年、卒業生を送りだす様に咲いて見事に満開になるんだが、今年は全然ダメだなぁ。お前たちの日頃の行いが悪いからじゃないのか?先生にとっても最後の桜だから楽しみにしてたのによう。」 そう言うと金玉先生は気は抜けて、ぬるくなったビールを一気に飲み干し、空のジョッキをファンガツに手渡した。 「お前らあんまり遅くまで遊んでるんじゃないぞ。明日は一生に一度の晴れ舞台だ。寝坊なんかしたら後悔するからな。」 金玉先生は少し小さめのジャケットを窮屈そうに羽織り、使いなじんだ通勤バッグを肩にかけ、口を真一文字につぐんで足早に店を出て行った。 今まで騒いでいたのが嘘のように静まりかえった店内には、生徒たちだけが残され、何ともいえない重たい空気が流れていた。 言いようのない驚きと胸をえぐるような悲愴感が入り交じった顔をみんなで見合わせ、生徒たちは皆なにかを言いかけ、飲み込む。 そんなことを繰り返しているのことが、さらに場の空気を凍らせていった。 「・・・俺らに、俺らにさ。金玉先生にしてやれることって何か無いかなぁ。」 ピーンと張り詰めた空気を切り裂いて話し始めたのは、みる挽きだった。 「病気を治してやるっていうのは全然現実的じゃないけど、治療費をみんなで援助するってのはどうだろ?」 みる挽きの話を聞いてたスんず区は、堅く腕組みをしていた腕を軽くほどき2、3回うなずいた後、うつむいたまま応えた。 「うーん。まぁ先生にしてやれることの中じゃイチバン現実的だろうけど。にしたって学生の俺たちじゃ、集まる金額だってたかがしれてるだろ・・・。」 生徒たちの間にまた凍り付くような静寂が訪れた。 「さ・・・くら・・・」 次に静寂を破ったのはこしあんだった。か細い声を震わせながら話を続ける。 「先生、学校の桜が大好きって言ってたじゃない?私たちで学校の桜を満開にすることができないかしら。」 仲間ひとりひとりの目を見ながら、さらに話を続けた。 「桜を満開にすれば、私たちが先生に手術をする勇気と生きる希望を少しでも与えることができるんじゃないかしら。」 「イヤイヤイヤ。お前も見ただろ?校庭の桜を。花なんて咲いてないし、ましてや蕾でさえ膨らんじゃいないんだぜ?」 ケータイを片手でパカパカと弄りながらマッピーはこしあんに詰め寄った。 「でっ、でも今からみんなで学校へ行って、桜の木を暖めたりすればさ」 「無理無理無理!ムリだって!」 『パチン!』 マッピーはこしあんの話を遮るようにケータイを勢いよく閉じた。 ソファの背もたれに座っていたファンガツが閉じた音と同時に勢いよくソファから飛び降りた。 「ねぇ!こんなコトをするのってどうかな!?」 ファンガツは仲間たちを集め、いつもの様にイタズラを企む感じで活き活きと話し始めた。 「う~ん。なるほどね!それならいけるかも!」 終始難しい顔をしていたスんず区にも、思わず笑みがこぼれていた。 「よっしゃ!それじゃぁ、早速準備に取りかかっちゃおうぜ!」 そう言ってみる挽きは冷めたコーヒーをひとくち含み、ノートパソコンを開いてゆっくり腕まくりをすると手早くメールを打ち始めた。 卒業式。 特に変わった様子もなく、しめやかに淡々と行われていた。 少し変わったことと言えば、答辞の時にボケたい気持ちを抑えてまじめに喋る取鳥の顔と、卒業証書授与の時にガッツポーズをしたマッピーが壇上から引きずり下ろされたことぐらいだろうか。 金玉先生は式の最中、ときおり歯を食いしばり、明らかに涙をこらえているように見え、深い事情を知っているせいか、先生のその姿は嬉しくもあり、また悲しくもあった。 『卒業生退場』 アナウンスが流れ卒業生が列をなして体育館を後にする。式が終わり、みんなの緊張が解かれた。 「さぁて、ここからが俺らのメインイベントだ。」 そう言うとファンガツは廊下で抱き合って泣く女生徒を避けて、職員室へ向かう。 「金玉先生!」 職員室のドアを少し乱暴気味に開けるなり、先生を呼びつけた。 「・・・ん?ああ、ファンガツか。」 金玉先生はちょうど書類や資料が乱雑に置かれたデスク周りの整頓をしている最中だった。 「先生、ちょっと一緒に屋上へ来てくれないかな」 ファンガツは右手の親指をクイクイッと屋上に向け、少し生意気にそうに先生を誘った。 「はぁ・・・。これから先生の最後のホームルームがあるだろう?早く教室に戻ってなさい。」 金玉先生は手の甲で払うジェスチャーを交えてファンガツをあしらうように言った。 「あらあら。そんなつれない素振り見せて良いのかなぁ。一緒に来ないと後悔しちゃうよ?」 生意気な態度のまま、ファンガツの執拗な勧誘は続く。 「・・・やれやれ。わかったわかった。まったく、最後までお前の遊びに付き合わなきゃならんのか。」 先生はそう言うと、観念したように丁寧に束ねていた書類をデスクの上に戻し、頭を2,3度ポリポリ掻きながらファンガツの元に来た。 「へへへ。さぁ、こっちこっち。」 ファンガツと金玉先生は特に会話することもなく、暖かい陽光がキラキラと射す屋上への長い階段を登る。 少しめんどくさそうに登る先生とは対照的にファンガツは足取りも軽くどことなく楽しそうに屋上へ向かっていた。 「はい、お疲れ様。屋上へ着きましたー!」 屋上への重い鉄の扉をゆっくりと開けながら、ファンガツは先生を屋上へとホテルのベルボーイのようにエスコートした。 「ハァハァ。お前ら、先生をこんなところに呼び出して何をするつもりなんだ?」 屋上には昨日、取鳥のバーにいた生徒達が待っていた。 「先生、長い間お疲れ様。そして卒業おめでとうございます!」 拍手と共に生徒達が先生の元に駆け寄った。 ぶっきらぼうにマッピーがうしろに隠していた花束を先生の前に差し出し、すかさず 「まぁ、一応渡しとく。どうあれ卒業はめでたいことだろ?」 「ありがとう。」 金玉先生はうっすらと涙を浮かべ、深々と生徒達にお辞儀をした。 「先生。先生に花束を渡すためだけに屋上へきて貰った訳じゃないんです。」 こしあんは先生の肩をポンポンと優しく叩いて話しを始めた。 「昨日、先生から病気の話を聞かされてみんなビックリしたんですよ。」 屋上の強い風に髪が乱れ、髪を耳にかけ整えながら話を続ける。 「あの後みんなで話し合ったんです。不安に思っている先生のために何かしてあげられないかって。」 涙をこらえ俯いている先生の手を取って屋上の柵まで誘導し、校庭を指さし言った。 「先生、見てください!これが私たちの答えです!」 「・・・!!! お、おまえら・・・!!!」 校庭には見事な桜が咲き乱れていた。 それはケータイの待ち受け画像をピンクに設定し、屋上にいる金玉先生に向かって振る過去数百人の先生の教え子たちの姿だった。 「これが俺らからの先生に対する感謝の気持ちと、病気になんか負けるな!っていうエールっていうことで。」 ファンガツは先生の背中を叩き、泣き出しそうなのを堪えて話を続ける。 「昨日先生さ、卒業式に学校の桜が見たかったって言っただろう?昨日の今日で校庭の桜を満開にするのはさすがに無理だからさ、ちょっと小細工して卒業生の皆さんにもお手伝いをして貰ったワケ。実際、こんな桜も結構キレイだろ?」 「・・・バカやろう。今まで・・・今までこの学校で教師をしてきて、一番キレイな桜に決まってるじゃないか。」 金玉先生は校庭に咲き乱れる雄大な桜を見つめながら、ひとりひとりの生徒の顔を見ながら小さく「ありがとう、ありがとう」とつぶやいていた。 「来年さ、またここでこの桜を咲かせて先生を待ってるよ。だからさっさと病気直しちゃってさ、今日みたいにみんなでお花見をしようよ!」 ファンガツは縋り付くように先生の両腕を強く握りしめ、涙交じりに叫んでいた。 「ああ。約束する。必ず、必ずまた来年ここに来るさ。」 金玉先生は流れる涙も拭わず、ファンガツの言葉に力強く応えた。 「みて!」 いつしか屋上の先生と生徒たちの周りには、どこから来たのか何百・何千もの無数の桜が吹雪のように舞っていた。 金玉先生と生徒たちの未来を祝福するように、春の風が通り抜けていった。 |
| ホーム |
|